データ復旧110番です。
今回はデータ復旧会社についての現状と弊社と他社の違いをご紹介したいと思います。
データ復旧会社における作業内容とビジネスモデルについて
データ復旧市場には結構な数の復旧プログラム出回っている
データ復旧に関するプログラム・パッチは個人用業務用問わず多くのものが出回っています。
一説には約100種類以上もあるとか無いとか。
また、ソフトウェアではなく市販品で「データ復旧装置」たるものも存在します。
例えばメモリチップを差し込むと、そのI/Oからチップ内のデータを読み込む様な機器があります。
多くの復旧会社はあらゆるツールを駆使し流れ作業で行っている
いわゆる一般のデータ復旧会社は先述の復旧プログラムやデータ復旧装置等を多数揃えてお客様の持ち込まれた媒体からデータを吸い上げるルーティーン業務をされています。
この作業範囲で70~80%のデータ復旧は完了するかと思われます。
それはそれで薄利多売のビジネスとして成り立ちます。
市販の復旧ツールにも復旧の限界がある
しかし、他の復旧会社で行っているようなツールを利用した復旧には「新しい規格※などには対応が追いつかない」など、別のデメリットもあります。
復旧ツール提供会社が新しい規格※を想定してバージョンアップしていないと何も対応出来ません。
最悪のケースは、先日のコラム(電子記憶媒体・損傷の切り分け方 ※)にも記載しましたが、新しい規格に対応できないということは、適切でない対処方法となり2次障害のリスクを引き起こすこともございます。
※新しい規格:ここでは新規のフォーマットや新規のメモリチップ等の事を指します。
ある時点で凍結された技術による単純な対応になり、データ復旧会社としての独自の向上が阻害されます。
弊社での技術はどうか?
では弊社の対応はどうでしょうか?
弊社もツールソフトウェア、ハードウェアは有しており、基本的なデータ復旧であればこれらを使用して最低限の作業費用を提示させていただいています。
しかるにデータ復旧のプロでありたいとの思いが弊社にはあります。
そしてそれを実現するのは、弊社の特許技術でありお客様対応のデータ復旧プログラムです。
従前の手法・機能では解決出来ないお客様毎に新しい復旧プログラムを作成して断片化されたデータを繋ぎ合わせます。これがデフラグ作業という特殊技術ですが、この根幹に弊社の特許技術があります。
他社との比較
即ち弊社が一般的なデータ復旧会社と大きく違うのは下記のとおりです。
- 一般データ復旧ツールに頼らなくても個別のお客様の対応が出来る。
- 常にチャレンジブルなデータ復旧依頼があり、その対応でさらなる技術向上がもたらされる。
- 基本技術を基に新たな分野のデータ復旧が可能となる。
- 弊社の特許技術は映像データの復旧を目指して確立されましたが、その後RAIDの復旧、データベースの復旧へと大きな広がりをみました。
データ復旧技術の最上位として弊社は今後も邁進したいと思います。
もしデータ復旧でお困りでしたら一度弊社までご相談下さい。